2020年8月26日
東京電力ホールディングス株式会社

 当社は、本年10月1日に、新しい組織「浜通り廃炉産業プロジェクト室」を設置することといたしました。

 福島第一原子力発電所の廃炉事業については、本年3月に公表した「廃炉中長期実行プラン2020」および「復興と廃炉の両立に向けた福島の皆さまへのお約束」に基づき、より一層のリスク低減や安全を最優先としつつ、事業見通しの積極的な公開や、オープンな参入環境の整備、地域の発展を担う企業・人財の育成などを計画的に進めております。

 当社は、福島の復興を加速していくには、発電所が立地する浜通り地域で廃炉関連事業が活性化し、新たな雇用や技術が生まれ、その成果が他の地域や産業に拡がっていくことが重要と考えております。
 そのため、廃炉事業における中長期実行プランに即した廃炉関連産業の形成や、事業スキーム等を策定する組織として、新たに「浜通り廃炉産業プロジェクト室」を設置いたします。

 引き続き、地域の皆さまのご協力をいただきながら「復興と廃炉の両立」に向けて全力を尽くしてまいります。

以 上

<別紙>