2020年8月19日
東京電力ホールディングス株式会社

 本日の原子力規制委員会において、原子力規制庁が実施した当社原子力発電所における2020年度第1四半期原子力規制検査の結果が報告され、福島第二原子力発電所の核物質防護に関する事案(1件)について安全上の重要度「緑」※1、違反の深刻度「SL IV」※2と判断されました。

<福島第二原子力発電所>

  • ・周辺防護区域の設定に関する事案  ・・・・・・ 

    安全上の重要度:緑
    違反の深刻度レベル:SL IV

 当社といたしましては、今回の結果を踏まえ、再発防止対策に確実に取り組むとともに、業務品質のさらなる向上を図り、原子力発電所の安全確保に努めてまいります。

以 上

  • ※1  

    安全上の重要度「緑」
     「安全上の重要度」は、原子力施設の安全確保に対する劣化程度に応じて「赤」「黄」「白」「緑」に区分される。重要度「緑」は、安全確保の機能または性能への影響があるが、限定的かつ極めて小さなものであり、事業者の改善措置活動により改善が見込める水準のものに適用される。

  • ※2  

    違反の深刻度レベル「SL IV」(SL: Severity Level)
     「違反の深刻度レベル」は、違反の程度に応じて「SL I」「SL II」「SL III」「SL IV」に区分される。深刻度「SL IV」は、原子力安全上または核物質防護上の影響が限定的であるもの、またはそうした状況になり得たものに適用される。

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