2020年5月15日
東京電力ホールディングス株式会社

 当社は、本日、2019年度(2019年4月1日~2020年3月31日)の連結業績についてとりまとめました。

 連結の経常損益は、グループ全社を挙げた継続的なコスト削減に努めたものの、競争激化や気温影響による冷暖房需要が減少したことで、東京電力グループの販売電力量が前年度比3.5%減の2,223億kWhとなったことなどから、前年度比4.5%減の2,640億円の利益となりました。

 また、特別利益は、原子力損害賠償・廃炉等支援機構からの資金交付金1,016億円などを加えた4,149億円を計上した一方、特別損失に、燃料デブリ取り出しにかかる支出のうち作業費用などで災害特別損失3,949億円や、原子力損害賠償費1,079億円、また、減損損失105億円などを加えた6,093億円を計上したことから、親会社株主に帰属する当期純損益は507億円の利益となりました。
連結決算

【セグメント別の経常損益】
 2019年度のセグメント別の経常損益については、以下のとおりです。
・東京電力ホールディングス株式会社の経常損益は、東京電力エナジーパートナーへの卸電力販売の減少などにより、前年度比797億円減の1,529億円の利益となりました。
・東京電力フュエル&パワー株式会社の経常損益は、火力発電事業等を承継したJERAにおいて、燃料費調整制度の期ずれ影響が好転したことなどにより、前年度比612億円増の647億円の利益となりました。
・東京電力パワーグリッド株式会社の経常損益は、修繕費・減価償却費などの減少により、前年度比27億円増の1,166億円の利益となりました。
・ 東京電力エナジーパートナー株式会社の経常損益は、競争激化や気温影響などにより、前年度比127億円減の600億円の利益となりました。
セグメント別の経常損益

以 上

添付資料

参考資料

・「決算短信等」についてはこちらをご覧ください。
・「特別損益の計上に関するお知らせ」についてはこちらをご覧ください。