2018年度決算について
2019年4月25日
東京電力ホールディングス株式会社
当社は、本日、2018年度(2018年4月1日~2019年3月31日)の連結業績についてとりまとめました。
連結の経常損益は、燃料価格の上昇や、競争激化により東京電力グループの販売電力量が前年度比4.2%減の2,303億kWhとなった一方、グループ全社を挙げた継続的なコスト削減などにより、前年度比8.5%増の2,765億円の利益となりました。
また、特別利益に原子力損害賠償・廃炉等支援機構からの資金交付金1,598億円を計上した一方、特別損失に災害特別損失269億円や原子力損害賠償費1,510億円を計上したことなどから、親会社株主に帰属する当期純損益は前年度比26.9%減の2,324億円の利益となりました。
【セグメント別の経常損益】
2018年度のセグメント別の経常損益については、以下のとおりです。
・東京電力ホールディングス株式会社の経常損益は、委託費の減少や、子会社からの配当金の増加などにより、前年度比905億円増の2,327億円の利益となりました。
・東京電力フュエル&パワー株式会社の経常損益は、コスト削減努力などにより修繕費は減少したものの、燃料費の増加などにより、前年度比484億円減の35億円の利益となりました。
・東京電力パワーグリッド株式会社の経常損益は、取引所向けなどの卸売の増加や、委託費・修繕費の減少などにより、前年度比349億円増の1,139億円の利益となりました。
・東京電力エナジーパートナー株式会社の経常損益は、域外の販売電力量は増加したものの、競争激化による販売電力量の減少などにより、前年度比432億円減の727億円の利益となりました。
以 上
添付資料
参考資料