2018年7月30日
東京電力ホールディングス株式会社

 当社は、本日、2018年度第1四半期(2018年4月1日~6月30日)の連結業績についてとりまとめました。

 連結の経常損益は、東京電力グループの販売電力量が前年同期比5.2%減の526億kWhとなった一方、東京電力グループ外からの託送収益の増加やグループ全社を挙げた継続的なコスト削減などにより、前年同期比21.1%増の673億円の利益となりました。

 また、特別損失に原子力損害賠償費466億円を計上したことなどから、親会社株主に帰属する四半期純損益は前年同期比88.9%減の164億円の利益となりました。

2018年度第1四半期決算について

【セグメント別の経常損益】
2018年度第1四半期のセグメント別の経常損益については、以下のとおりです。

  • 東京電力ホールディングス株式会社の経常損益は、各基幹事業会社からの受取配当金の増加などにより、前年同期比73億円増の1,538億円の利益となりました。
  • 東京電力フュエル&パワー株式会社の経常損益は、コスト削減努力による固定費の減少や子会社利益の増加などにより、前年同期比208億円増の224億円の利益となりました。
  • 東京電力パワーグリッド株式会社の経常損益は、託送収益の減少はあったものの、委託費・修繕費の減少などにより、前年同期比166億円増の387億円の利益となりました。
  • 東京電力エナジーパートナー株式会社の経常損益は、競争激化による販売電力量の減少などにより、前年同期比188億円減の83億円の損失となりました。

セグメント別の経常損益

【2018年度業績予想】(2018年4月26日に公表した内容から変更はありません)
 2018年度の業績について、経常損益は、燃料費や購入電力料の増加などがあるものの、売上高の増収により、前年度比310億円増の2,850億円程度の利益となり、親会社株主に帰属する当期純損益は2,520億円程度の利益になるものと見込んでおります。

2018年度業績予想

以 上

添付資料

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