2018年3月27日
東京電力ホールディングス株式会社

 当社は、本日、原子力損害賠償・廃炉等支援機構に対して、原子力損害賠償・廃炉等支援機構法第43条第1項の規定に基づき、13回目の資金援助額の変更を申請いたしました。
 今回の申請では、出荷制限指示等による損害、風評被害等の見積額の算定期間の延長、公共賠償の考え方の整理が進展したことに加え、除染等費用の一部について、応諾実績の増加や、除染等の進め方の整理が進展したことにより、一定の予見可能性が生じてきたこと等から、資金援助申請額を6,848億7,900万円増加いたしました。
 当社といたしましては、引き続き、原子力事故の被害に遭われた方々の立場に寄り添った賠償を最後のお一人まで貫徹してまいります。

<参考1>今回の資金援助申請額増加の主な内訳
○出荷制限指示等による損害、風評被害等の見積額の算定期間の延長、公共賠償の考え方の整理が進展したことによる増加等
 …約2,533億円
○除染等費用の一部について、応諾実績の増加や、除染等の進め方の整理が進展したことにより、一定の予見可能性が生じてきたことによる増加等
 …約4,315億円

合計 約6,848億7,900万円の増加

<参考2>賠償のための資金援助額の推移
2011年10月28日       8,909億0,800万円
2011年12月27日     1兆5,803億2,200万円(+  6,894億1,400万円)
2012年 3月29日      2兆4,262億7,100万円(+  8,459億4,900万円)
2012年12月27日     3兆1,230億7,900万円(+  6,968億 800万円)
2013年 5月31日      3兆7,893億3,400万円(+  6,662億5,500万円)
2013年12月27日     4兆7,888億4,400万円(+  9,995億1,000万円)
2014年 7月23日      5兆3,014億3,900万円(+  5,125億9,500万円)
2015年 3月26日      5兆9,362億8,733万円(+  6,348億4,833万円)
2015年 6月29日      6兆8,864億5,833万円(+  9,501億7,100万円)
2016年 3月18日      7兆4,695億8,633万円(+  5,831億2,800万円)
2016年12月27日     8兆1,774億7,833万円(+  7,078億9,200万円)
2017年 5月11日      8兆2,752億5,033万円(+   977億7,200万円)
2017年 6月28日      9兆5,157億7,733万円(+ 1兆2,405億2,700万円)
2018年 3月27日[今回]10兆2,006億5,633万円(+  6,848億7,900万円)

以 上