2018年2月14日
東京電力ホールディングス株式会社

 原子力規制庁が実施した当社原子力発電所における2017年度第3回保安検査および保安検査期間外における保安調査の結果、福島第一原子力発電所の1件、柏崎刈羽原子力発電所の1件の事案について、本日、原子力規制委員会より実施計画に定める保安のための措置違反、ならびに保安規定違反と判断されました。違反区分は以下の通りです。

<福島第一原子力発電所>
・誤接触等による安全確保設備等の機能停止について

区分「監視」

<柏崎刈羽原子力発電所>
・6号機サービス建屋の換気空調補機常用冷却水系冷凍機における計装品点検の一部未実施について

区分「監視」

 当社といたしましては、今回の結果を踏まえ、再発防止対策に確実に取り組むとともに、業務品質のさらなる向上を図り、原子力発電所の安全確保に努めてまいります。

以 上

<参考> 第66回原子力規制委員会
(資料3 平成29年度第3四半期の保安検査の実施状況について)

*違反区分
 原子炉施設を安全に運転・管理するために遵守すべき事項への違反で、区分は、原子力安全に及ぼす影響の大きい順に「違反1」「違反2」「違反3」「監視」の4段階となっている。

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