お知らせ

2017年5月23日
東京電力ホールディングス株式会社
福島復興本社

 当社は、環境省が楢葉町津波被災地において回収した災害廃棄物の分別作業において発見した、放射性物質が付着したと思われる物質について、5月9日に、同省より回収・調査分析等の依頼を受けました。
 発見された物質が福島第一原子力発電所の事故に起因して汚染した物質である可能性を踏まえ、当社にて当該物質の調査分析を行うことといたしました。

5月9日お知らせ済み

 当社はその後、当該物質の調査分析を行いましたのでお知らせいたします。
 具体的には、5月15日に当該物質の一部を回収し、福島第二原子力発電所の分析室でγ核種分析(定性)を行った結果、γ核種の主要なものはセシウム134とセシウム137であることを確認しました。また、セシウム134とセシウム137の割合が1/7~1/6の範囲にあり、事故後約6年経過していることとセシウム134と137の半減期(約2年と約30年)を考慮すると、ほぼ理論値どおりとなったことから、当該物質は、福島第一原子力発電所の事故に起因する放射性物質が付着し、汚染した物質であると推定しました。
 そのため、当社は5月18日に同調査結果を環境省へ報告するとともに、本日(5月23日)、現地保管されている残りの物質を回収し、分析した物質とあわせて福島第一原子力発電所に搬入し保管いたしました。
 調査分析の詳細は添付資料の通りです。

添付資料


以 上

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