2021年05月30日

2021年5月30日
東京電力ホールディングス株式会社

 2月19日午後5時30分にお知らせしております、1,3号機原子炉格納容器(PCV)の水位低下について、その後の状況をお知らせします。

 2月18日に水位が低下傾向にあると判断して以降、水位計および関連パラメータについて慎重に監視を続けておりますが、1号機の原子炉格納容器内の水位は、緩やかな低下が続き、本日(5月30日)午後1時00分、水位計L2の設置位置を下回ったと判断しました。

 1号機原子炉格納容器内の水位については、水位計(接点式)による監視を確保するため、接点の最下端である水位計L1を下回らないよう、念のため、水位計L2を下回った段階で、原子炉注水量を増やすこととしています。今後、準備が整い次第、1号機の原子炉注水量を3.1m3/hから4.0m3/hに増やして注水します。

 なお、本日(5月30日)午後1時10分現在、原子炉格納容器温度、原子炉圧力容器底部温度、原子炉格納容器ガス管理システムの放射能濃度などのパラメータ、敷地境界モニタリングポストおよびダストモニタ、構内ダストモニタ等に有意な変動はなく、外部への影響がないことを確認しております。

 引き続き、水位計および関連パラメータについて、慎重に監視してまいります。

以 上

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