福島第一原子力発電所 物揚場排水路における簡易放射線検知器「高警報」の発生について(続報8)
2021年04月05日
2021年4月5日
東京電力ホールディングス株式会社
3月2日午後6時18分、物揚場排水路に設置している簡易放射線検知器(PSFモニタ)の「高警報」の発生について、その後の状況をお知らせします。
本日(4月5日)、降雨の影響により物揚場排水路に設置している簡易放射線検知器(PSFモニタ)の指示値上昇に伴い採取したサンプリング試料の分析結果については、以下の通りです。
採取時刻4月5日午後0時0分
セシウム134:<0.58Bq/L
セシウム137:8.3Bq/L
全β 37Bq/L
※不等号(<:小なり)は、検出限界値未満(ND)を表す。
また、上記の核種に加えて鉛・ビスマスの天然核種も検出されており、これらが今回の簡易放射線検知器(PSFモニタ)の指示値上昇に影響したものと考えております。
なお、簡易放射線検知器(PSFモニタ)は、午前11時29分に約800Bq/Lの最大値を示しておりますが、それ以降は指示値が下降し、現在は平常値を示しております。
また、敷地境界連続ダストモニタ、構内連続ダストモニタ、モニタリングポスト等には有意な変動は確認されておりません。引き続き監視を継続してまいります。
以 上