福島第一原子力発電所 2号機タービン建屋北東エリアにおけるサブドレン運転制限値の逸脱について(続報)
2020年01月29日
2020年1月29日
東京電力ホールディングス株式会社
福島第一原子力発電所 2号機タービン建屋北東エリア(以下、「当該エリア」という。)の滞留水水位が近傍のサブドレン水の水位を超えていることについて、その後の状況をお知らせします。
当該エリアの滞留水水位の状況を確認したところ、本日(1月29日)午前5時30分より上昇しており、この時点において近傍のサブドレン水の水位を超えていたことを確認しました。
午前5時30分時点の水位は
・当該エリア :456mm
・サブドレンピットNo.34:369mm
当該エリア近傍にあるサブドレン水の分析結果は以下のとおりです。
(単位:Bq/L、ND:検出限界値未満)
セシウム134 セシウム137
・サブドレンピットNo.1 6.4×10^0 1.5×10^2
・サブドレンピットNo.21※ ND(<4.9×10^0) 1.2×10^1
・サブドレンピットNo.22※ ND(<4.4×10^0) 3.1×10^1
・サブドレンピットNo.23※ 1.7×10^1 2.1×10^2
・サブドレンピットNo.24※ 2.8×10^1 4.7×10^2
・サブドレンピットNo.25※ 2.1×10^1 4.1×10^2
・サブドレンピットNo.26※ 2.6×10^1 4.5×10^2
・サブドレンピットNo.27※ 1.4×10^2 2.8×10^3
・サブドレンピットNo.33※ ND(<4.3×10^0) 1.1×10^1
・サブドレンピットNo.34※ ND(<6.1×10^0) 4.3×10^1
(参考)1~4号機建屋近傍サブドレン水の放射能濃度の運転上の制限:1.0×10^5Bq/L以下
※:1月29日午前5時30分時点で、運転上の制限(当該エリアの滞留水水位が近傍のサブドレン水の水位を超えないこと)を満足していないピット。
なお、評価にあたっては塩分補正および計器誤差を考慮しています。
以 上