福島第一原子力発電所構内G6エリアA9タンクにおける水の滴下の発生について(続報)
2017年06月04日
2017年6月4日
東京電力ホールディングス株式会社
G6エリアA9タンクにおける水の滴下について、その後の状況をお知らせします。
本日(6月4日)午後4時22分、念のため、G6タンクエリア周辺にある外周堰の排水弁を閉操作しました。また、午後5時25分頃、滴下箇所周辺にビニール養生するとともに、仮設タンクを設置して滴下した水を受けております。
当社社員が現場状況等を確認した結果は以下のとおりです。
・滴下状況 :継続中(滴下量変化なし)
・当該タンク水位 :8,155mm(タンク底面から3番目のフランジより上)
・当該タンク内包水 :ストロンチウム処理水
・堰内水位 :深さ約3cm(降雨による影響で溜まった雨水に滴下した水が混入したもの)
・滴下箇所周辺の雰囲気線量:約0.3~0.4mSv/h
・前回パトロール状況 :滴下等の異常は確認されていない(本日午後0時頃に実施)
今後、準備が整い次第、以下の処置を実施する予定です。
・滴下箇所および堰内水の採取・分析
・滴下状況の定期的な監視
・当該タンク内の水の他タンクへの移送(滴下箇所より低い位置までタンク水位を低下させるための処置)
以 上