福島第一原子力発電所護岸付近の水位上昇について(続報6)
2016年09月22日
2016年9月22日
東京電力ホールディングス株式会社
発電所構内4m盤の既設護岸と海側遮水壁の間の埋め立てエリア(以下、「当該エリア」という。)の地下水位が地表面と同等の水位まで上昇した事象について、その後の状況をお知らせします。
当該エリア地下水位については、地下水ドレン移送設備による汲み上げを行うと共に、9月22日の日中時間帯にバキューム車による汲み上げを実施し、水位を低下させておりました。
その後、降雨の影響による地下水の流入が継続していることから、9月22日午後6時25分頃、当該エリア地下水位が地表面と同等の水位(O.P+3915)まで再度上昇(3回目)したことを確認しました。
港湾口海水放射線モニタの値に有意な変動がないことを確認しています。
引き続き、地下水ドレン移送設備等による汲み上げを行うとともに、バキューム車による汲み上げを継続します。
次に、本日(9月22日)採取した港湾内の海水の分析結果をお知らせします。
分析結果は、降雨時の変動の範囲内であり有意な変動はありませんでした。また港湾口海水放射線モニタにも有意な変動はありません。引き続き、当該エリア地下水の水位を監視するとともに、港湾口海水放射線モニタの値を確認していきます。
<海水サンプリングの分析結果はこちら>
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/2016/images3/2tb-east_16092202-j.pdf
以 上