福島第一原子力発電所敷地境界付近のダストモニタ1箇所における高警報の発生について(続報3)
2016年06月01日
2016年6月1日
東京電力ホールディングス株式会社
本日(6月1日)発生した、福島第一原子力発電所敷地北側境界付近のMP2近傍に設置しているダストモニタにおける「高警報」の発生に関する続報です。
午前7時54分に、当該ダストモニタにおいて「高警報」が発生した際に、使用していたろ紙を回収し、ガンマ核種分析を行った結果、天然核種(※)(ビスマス:Bi-214)以外の核種は検出されませんでした。天然核種の濃度については、現在評価中です。
※自然界に存在する放射性核種
午前11時30分に発生した当該ダストモニタ「高警報」については、午前11時48分に自動復帰したことを確認しました。
また、当該ダストモニタ「高警報」が再度発生した際に使用していたろ紙を回収するとともに、午後0時16分から午後0時36分にかけて、当該ダストモニタ近傍でダストサンプリングを行っております。
当該ダストモニタについては、機器異常も考えられることから、午後1時10分から午後1時30分にかけて、当該ダストモニタの機器交換を実施し、交換後の指示値は通常値に戻っていることを確認しました。
なお、当該ダストモニタ「高警報」が再度発生した時間帯において、当該ダストモニタ周辺にてダスト上昇に繋がるような作業は行っていないこと、また当該ダストモニタに隣接する発電所構内道路を車両が通行していないことを確認しています。
以 上