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安定供給を支える電力設備>福島第一原子力発電所>耐震性向上の取り組み
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福島第一・第二原子力発電所においては、平成19年7月の新潟県中越沖地震で得た知見等も踏まえ、発電所の耐震性向上のためのさまざまな取り組みを継続的に行っております。
今後も、より一層の耐震性向上を目指し、必要な対策を検討の上、順次実施してまいります。
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取組内容・進捗状況(平成23年1月末現在) |
免震重要棟の設置 【福島第一・第二とも完了】 |
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免震重要棟は、災害発生時等に発電所の対策本部を設置する建物で、震度7クラスの地震が発生しても、初動対応に必要な設備の機能を確保できるよう、地震の揺れを抑える免震構造を採用しています。
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外観写真(福島第一) |
外観写真(福島第二) |
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■福島第一・第二とも平成22年7月運用開始 |
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消火配管の地上化 【福島第一・第二とも完了】 |
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地中に埋設していた消火配管を地上に移設し、地震による損傷の軽減を図りました。
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福島第一 |
福島第二 |
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■福島第一 平成22年4月完了 ■福島第二 平成21年7月完了 |
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防火水槽の設置 【福島第一・第二とも完了】 |
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消火栓が使用できなくなった時のバックアップとして、防火水槽を増設しました。
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福島第一 |
福島第二 |
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■福島第一 平成21年2月完了 ■福島第二 平成20年9月完了 |
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中央制御室操作盤への手摺り設置 【福島第一・第二とも完了】 |
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地震発生時用に当直員が掴むことができるよう、中央制御室の操作盤前に手摺りを設置しました。
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■福島第一 平成20年12月完了 ■福島第二 平成21年8月完了 |
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ドラム缶の転倒防止 【福島第一・第二とも完了】 |
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地震等による転倒防止のため、固体廃棄物貯蔵庫のドラム缶をベルトで固定しました。
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■福島第一 平成20年2月完了 ■福島第二 平成19年10月完了 |
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変圧器基礎地盤の沈下対策 【福島第一・第二とも実施中】 |
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変圧器基礎地盤の沈下対策として、周辺基礎の強化を実施します。 |
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■福島第一 平成26年度完了予定 ■福島第二 平成24年度完了予定 |
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変圧器の油漏えい対策 【福島第一・第二とも実施中】 |
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防油堤の破損対策として、内側に遮水シートを設置します。 |
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■福島第一 平成26年度完了予定 ■福島第二 平成24年度完了予定 |
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非常用海水系配管ダクト廻りの地盤改良 【福島第一 完了】 |
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配管ダクト周辺の地盤にセメント系固化材を噴射・混合して周辺地盤を強固にします。
(福島第一のみ) |
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■福島第一 平成22年12月完了 |
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重要施設近傍等の斜面対策 【福島第一・第二とも完了】 |
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災害時の緊急車両などの通行を確保するため、斜面の一部を切り取ります。 |
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■福島第一 平成22年11月完了 ■福島第二 平成21年3月完了 |
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主排気筒の耐震裕度向上 【福島第二 実施中】 |
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主排気筒に地震による震動を軽減する装置(制震オイルダンパー)を計8基設置し、耐震裕度の向上を図ります。
○工事スケジュール(実績と予定)
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タワークレーンは、平成22年7月19日から組立工事を開始(10月8日に組立工事完了) |
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耐震裕度向上工事(制震オイルダンパー設置等)は、平成23年8月までに完了予定 |
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タワークレーンは、平成24年1月までに撤去予定 |
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■福島第二 平成23年8月完了予定 |
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その他の取り組み 【福島第一・第二とも実施中】 |
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耐震裕度向上のため、非常用空調設備・非常用電気機器・電路・配管のサポート工事を実施します。
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●非常用空調設備のサポート例
従来のサポートに加え、新たにサポートを設置。 |
●配管のサポート例
サポートの構造を変更。 |
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福島第一 5,6号機 福島第一 5,6号機 |
福島第一 3号機 |
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■福島第一 実施中 ■福島第二 実施中 |
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