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東北地方太平洋沖地震による当社原子力発電所への影響について

東北地方太平洋沖地震による当社原子力発電所への影響について
【午後3時現在】

平成25年3月18日
東京電力株式会社

 平成23年3月11日に発生いたしました三陸沖を震源とする東北地方太平洋沖地震により、当社の原子力発電所をはじめとした設備等が大きな被害を受けるなかで、立地地域の皆さまをはじめ、広く社会の皆さまに大変なご心配とご迷惑をおかけしておりますことに対し、心よりお詫び申しあげます。
 福島第一原子力発電所の事故に関し、同年4月17日、事故の収束に向けた道筋を取りまとめ、7月19日に、ステップ1の目標「放射線量が着実に減少傾向となっていること」を達成いたしました。その後、12月16日に、ステップ2の目標「放射性物質の放出が管理され、放射線量が大幅に抑えられていること」の達成を確認いたしました。
 また、同年12月21日に、福島第一原子力発電所1~4号機の廃止措置等に向けた中長期ロードマップを取りまとめました。
 プラントの安定状態の維持に取り組むとともに、1~4号機の廃止措置に向けて必要な措置を中長期にわたって進めていくことにより、避難されている方々のご帰宅の実現および国民の皆さまが安心して生活いただけるよう、引き続き全力で取り組んでまいります。

 当社原子力発電所(福島第一および福島第二原子力発電所)への主な影響について、以下の通りお知らせいたします。

下線部が新規事項

【福島第一原子力発電所】
 1~4号機 廃止(平成24年4月19日)
 5、6号機 地震発生前より定期検査中

※6号機原子炉建屋天井部については、平成23年3月18日に水素爆発の防止を目的として穴を開けているが、現在6号機は冷温停止が維持されていて、プラントの状態も安定していることから、建屋の気密性維持を目的に、3月8日よりその穴を塞ぐ作業を開始。3月11日、当該閉止を実施完了。3月17日午後1時51分から午後2時23分に気密性確認を行い、異常がないことを確認。

3月18日午前6時35分、電源二重化工事に伴い、2号機使用済燃料プール代替冷却系を停止(停止時プール水温度:約15.0℃)。なお、冷却停止時のプール水温度上昇率は、約0.19℃/hで、停止中のプール水温度上昇は、約2.3℃と評価されることから運転上の制限値65℃に対して余裕があり、使用済燃料プール水温度管理上問題ない。

※3号機使用済燃料プールの構造材の中期的な腐食の進展・破損を抑制するため、平成24年4月11日から塩分除去装置の運転を行ってきた結果、平成25年3月18日、使用済燃料プールの塩素濃度が約1,600ppm(運転開始時点)から約5ppmに低下したことを確認したことから、3号機における塩分除去を完了。

【福島第二原子力発電所】
 1~4号機 地震により停止中

以 上

添付資料

参考資料(最終更新日時:平成24年4月7日午後3時)

※上記資料の最新版は、【「東北地方太平洋沖地震による影響などについて」実績ファイル】ページをご覧ください。

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