東京電力の7月の販売電力量は，対前年伸び率3.5％増の222.1億kWhと7ヶ月ぶりに前年実績を上回りました。

（需要の内訳）
・家庭用などの「電灯」は，６月から７月上旬にかけての気温が前年に比べて高めに推移し，冷房需要が増加したことなどから，対前年伸び率5.7％増と5ヶ月ぶりに前年実績を上回りました。

・ビル・商業施設などの「業務用」は，６月から７月上旬にかけての気温が前年に比べて高めに推移し，冷房需要が増加したことなどから，対前年伸び率3.1%増と2ヶ月連続で前年実績を上回りました。

・工場など産業用の主力である「大口電力」は，化学（３ヶ月連続），鉄鋼（３ヶ月連続），紙パルプ（１２ヶ月ぶり），食料品（５ヶ月連続）など主要業種が前年を上回ったことから，対前年伸び率 2.0％増と2ヶ月連続で前年実績を上回りました。