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| 平成１７年度 不適合管理委員会報告情報（平成１７年１２月２８日分） |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為（判断）とは異なる行為（判断）を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
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| 平成17年12月28日（水）に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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| 公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
| 区分 １ |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
| 区分 ２ |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
（技術基準に適合する場合）
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
| 区分 ３ |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
| その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
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| その他 |
| No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
| 1 |
1号機 |
ダスト放射線モニタ（Ｄ）において、「１号機サンプラD気密モータ異常」表示が発生し、当該モニタによる監視不能となったことが認められたため、原因調査及びサンプラを補修 |
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| 2 |
2号機 |
「安全保護系設定値確認検査（その１）」検査要領書において、誤記が認められたため、誤記を訂正 |
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| 3 |
2号機 |
「主要制御系機能検査」実施中において、当該要領書に記載のない表示「再循環流量制御装置 軽故障」・「すくい管Ａ実位置異常」の発生が認められたため、同軽故障表示を復旧し、対応検討 |
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| 4 |
2号機 |
作業用分電盤（ＰＰ－２Ｒ２１）の漏電しゃ断器点検において、回路Ｎｏ．４、５、６の漏電しゃ断器３台に最小動作電流値の管理値外れが認められたため、当該漏電しゃ断器を交換 |
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| 5 |
2号機 |
原子炉再循環ＭＧセット（Ｂ）の自動電圧調整装置（以降、「ＡＶＲ」という。）（２重化系統）特性試験におけるＡＶＲ切替試験において、「２系異常」表示の発生が認められたため、原因調査及び対応を検討 |
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| 6 |
2号機 |
原子炉給水ポンプ駆動用タービン制御装置点検において、プロセス計算機ＣＲＴの原子炉給水ポンプ駆動用タービン（Ａ）入口流量の指示値不良が認められ、信号切替基板の動作不良が判明したため、信号切替基板を補修 |
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| 7 |
2号機 |
「非常用予備電源装置検査（その２）」検査手順書において、誤記が認められたため、誤記を訂正 |
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| 8 |
2号機 |
補機冷却海水系ラインの系統構成時において、１箇所の配管フランジ（Ｎｏ．６３系統配管フランジ）未復旧部より、海水の床面への微少漏えい（約１リットル）が認められたため、漏えい水の除去及び配管フランジを復旧 |
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| 9 |
3号機 |
高電導度廃液受タンク薬注装置（Ａ）ｐＨ値検出器（ＰＨＥ２９０Ａ）点検において、当該計器電極部にひび割れが認められたため、当該電極を交換 |
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| 10 |
4号機 |
残留熱除去系ポンプ（Ａ）振動記録計（ＶＢＲ－６２１Ａ）において、２４時間毎に印字する日付及び振動値に印字不良が認められたため、記録計を点検 |
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| 11 |
4号機 |
原子炉水位・ＥＣＣＳ系流量記録計（Ｌ／ＦＲ－６４４Ｂ）において、記録用紙ホルダーの破損が認められたため、ホルダーを交換 |
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| 12 |
1.2号廃棄物処理設備 |
配管ヒータ回路（ＮＯ．２：高電導度廃液処理系濃縮器（Ｂ）系配管）点検において、ヒータ温度スイッチ（ＴＳ５０１Ｂ）の動作不良が認められたため、温度スイッチを点検 |
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| 13 |
その他 |
10m超音波型風向風速計において、風速計検出部の汚れにより風速測定の指示値不良が認められたため、風速検出部を清掃 |
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（お問い合わせ）
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 ０２４０－２５－１３５３ |
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