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平成17年度 不適合管理委員会報告情報(平成17年5月23日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
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平成17年5月23日(月)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分 1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分 2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分 3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
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区分 2 : 1件 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
1 |
3号機 |
3号機圧力抑制室点検・清掃の結果について |
・5月24日公表済 |
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その他 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
1 |
1号機 |
原子炉冷却材再循環ポンプM-Gセット(A)油ポンプ(A2)において、グランド排油配管の詰まりが認められたため、当該配管を清掃 |
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2 |
2号機 |
主復水器細管洗浄装置貝・ボール分離装置(A)において、ベントラインフランジ部より水のにじみが認められたため、当該フランジ部を点検 |
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3 |
2号機 |
換気空調系中央制御室冷水系冷水コイル出口弁(F209A)において、保温材の一部の破損が認められたため、保温材を交換 |
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4 |
2号機 |
非常用ディーゼル発電機(B)潤滑油サンプタンクレベル計(LIS-048B)において、指示不良(スティック)が認められたため、レベル計を修理 |
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5 |
2号機 |
制御棒駆動水圧系水圧制御ユニット(46-51)のドレン弁(F107)において、シートリークが認められたため、当該弁を点検 |
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6 |
2号機 |
制御棒駆動水圧系水圧制御ユニット(50-51)のドレン弁(F107)において、シートリークが認められたため、当該弁を点検 |
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7 |
3号機 |
電気油圧式制御装置配管サポート点検において、サポート保護用緩衝材にヒビや割れが認められたため、緩衝材を交換 |
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8 |
3号機 |
非常用ディーゼル発電機(A)シリンダーヘッド廻りの燃料高圧管の溶接部において、腐食が認められたため、燃料高圧管を交換 |
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9 |
3号機 |
非常用ディーゼル発電機(A)潤滑油プライミングポンプ点検において、メカニカルシール部より油のにじみが認められたため、メカニカルシール及びカバーを交換 |
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10 |
3号機 |
非常用ディーゼル発電機用軽油タンク(A)上部マンホール締付ボルトにおいて、腐食が認められたため、ボルト・ナットを交換 |
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11 |
3号機 |
主蒸気止め弁#1、#3のストレーナ溶接部浸透探傷検査において、円形状浸透指示模様が認められたため、当該部を溶接補修 |
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12 |
3号機 |
主タ-ビン湿分分離器(A)点検において、浸食や浸透探傷検査による指示模様並びにボルト・ナット廻り止め溶接箇所に割れが認められたため、当該部を溶接補修 |
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13 |
4号機 |
原子炉補機冷却系二次熱交換器(A)点検において、水室と小径配管取付座のゴムライニングに膨れ及び剥離が認められたため、ライニング補修 |
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14 |
4号機 |
非常用ディーゼル発電機(A)機関始動用空気系点検において、始動用電磁弁ワイヤー貫通穴から空気の漏れが認められたため、対応検討 |
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15 |
4号機 |
純水補給水系純水積算計(FQ007)において、ドレンラインフランジ部より純水の漏れが認められたため、当該フランジ部を点検 |
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16 |
その他 |
不適合報告書の完了報告において、記載漏れが認められたため当該項目を記載 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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