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平成16年度 不適合管理委員会報告情報(平成16年12月1日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
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平成16年12月1日(水)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分 1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分 2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分 3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
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その他 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
1 |
1号機 |
廃棄物処理補機冷却系熱交換器(A)電解鉄イオン水注入流量計前弁(F060A)の内部清掃時、ハンドルが空回りし弁体が開かないことが確認されたため、弁を交換 |
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2 |
1号機 |
タービン補機冷却系熱交換器貝殻除去装置(D002A、B、C)の減速機カバーにおいて、腐食が認められたため、減速機カバーを交換 |
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3 |
1号機 |
循環水ポンプ(C)自動空気抜弁(F800C)の弁本体及びケーシングカバーの合せ部において、腐食が認められたため、当該部をケレン及び防食塗装 |
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4 |
1号機 |
タービン建屋フラッシュスチームコンデンサー(B103)水室締付ボルトにおいて、かじり傷(22本)及びナットの固着(2本)が認められたため、ボルト・ナット(24本)を交換 |
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5 |
1号機 |
高圧タービン下半ノズルダイヤフラムの浸透探傷検査において、シールキー溝に線状浸透指示模様が認められたため、当該部を溶接補修後再検査 |
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6 |
1号機 |
換気空調系サービス建屋蒸気発生器純水補給水弁(F466又はF468)において、シートリークが認められたため、調査及び弁点検 |
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7 |
1号機 |
海水熱交換器建屋内雑用水系止め弁(F009)において、固着が認められたため、弁を点検 |
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8 |
1号機 |
非常用ディーゼル発電機(H)シリンダー(No.2)の浸透探傷検査において、吸気弁弁体の母材とステライト盛金との境界部に線状浸透指示模様が認められたため、吸気弁を交換 |
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9 |
1号機 |
海水熱交換器建屋内雑用水系止め弁(F013)において、固着が認められたため、弁を点検 |
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10 |
1号機 |
計装用圧縮空気系空気集合管箱(JB-T-201)内フランジにおいて、エアリ-クが認められたため、フランジパッキンを交換 |
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11 |
2号機 |
海水熱交換器建屋換気空調給気系蒸気入口ライン(HS277)保温継ぎ手部において、湯気及び凝縮水(非放射性)が確認されたため、当該部を点検修理 |
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12 |
2号機 |
補助ボイラー凝縮水レシーバタンクのレベルスイッチにおいて、動作不良が認められたため、レベルスイッチを点検 |
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13 |
3号機 |
原子炉冷却材浄化系ろ過脱塩器(A)の待機操作時において、監視用回路の動作不良により工程異常表示が発生したため、回路基板を交換 |
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14 |
3号機 |
格納容器内雰囲気モニタの水素濃度計において、分析計異常が発生し指示不良が認められたため、分析計を交換 |
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15 |
3号機 |
原子炉建屋給気エアフィルタ(B)室前通路において、天井部より水漏れ(1滴/10秒程度)が確認されたため、清掃及び天井部を防水修理 |
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16 |
4号機 |
総合負荷性能検査時のデータ採取(発電機電力量)において、読取り間違いが認められたため、検査官の了解を得て検査開始時間を正規のデータ採取が出来た時間に変更及び注意喚起 |
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17 |
3.4号廃棄物処理設備 |
焼却設備排ガス補助ブロア吐出逆止弁(F208)において、動作不良が認められたため、逆止弁を点検 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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