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| 平成１６年度 不適合管理委員会報告情報（平成１６年４月２８日分） |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為（判断）とは異なる行為（判断）を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
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| 平成16年4月28日（水）に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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| 公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
| 区分 １ |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
| 区分 ２ |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
（技術基準に適合する場合）
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
| 区分 ３ |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
| その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
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| その他 |
| No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
| 1 |
１号機 |
循環水ポンプ（Ｃ）モーター軸受潤滑油の冷却水配管凍結防止ヒーターにおいて、凍結防止ヒーター漏えいしゃ断器が作動したため、原因を調査 |
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| 2 |
１号機 |
タービン建屋地下１階の重量物吊架台チルローラーにおいて、腐食があるため、チルローラーを交換 |
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| 3 |
２号機 |
残留熱除去機器冷却系調圧タンク（Ｂ）の圧力制御弁において、開閉用圧力スイッチの動作が、設定圧力より若干低いところで動作するため、制御弁開閉用圧力スイッチを点検 |
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| 4 |
２号機 |
非常用ディーゼル発電機(A)の燃料タンク廻りにあるピットの排水ドレン弁が開閉できないため、ドレン弁を点検 |
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| 5 |
２号機 |
経済産業省による第１５回定期検査（ＣＤ検査）において、検査官より「液体廃棄物貯蔵設備・処理設備のインターロック機能検査の記録について、２つのグループで実施しているにもかかわらず検査責任者名が１名しか記載していないこと、また、検査項目に担当グループ名が記載していない」との指摘を受けたため、両グループの検査責任者名を記載するとともに検査項目にグループ名を明記 |
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| 6 |
３号機 |
格納容器漏えい検出系のダスト放射線モニタサンプルポンプ点検において、継手部に不良が確認されたため、継手部を交換 |
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| 7 |
３号機 |
原子炉建屋と外気との差圧を計測している差圧計において、指示不良が確認されたため、差圧計を点検 |
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| 8 |
４号機 |
原子炉冷却材浄化系のろ過脱塩器入口導電率が、中央制御室の記録計と手分析値とに差異があるため、導電率計を点検 |
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| 9 |
４号機 |
電動駆動原子炉給水ポンプの吸込み配管の油圧防振器サポート溶接部に、ひび割れが確認されたため、サポート溶接部を修理 |
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| 10 |
４号機 |
経済産業省による第１２回定期検査（ＣＤ検査）において、検査官より「液体廃棄物貯蔵設備・処理設備のインターロック機能検査の記録について、２つのグループで実施しているにもかかわらず検査責任者名が１名しか記載していないこと、また、検査項目に担当グループ名が記載していない」との指摘を受けたため、両グループの検査責任者名を記載するとともに検査項目にグループ名を明記 |
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| 11 |
４号機 |
タービン駆動原子炉給水ポンプ(A,B)の軸受温度計端子箱付近において、油のにじみを確認したため、軸受温度計を点検 |
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| 12 |
その他 |
水処理建屋パトロール時、床面より雨水のにじみを確認したため、外壁シール部を修理 |
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（お問い合わせ）
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 ０２４０－２５－１３５３ |
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