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平成16年度 不適合管理委員会報告情報(平成16年4月22日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
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平成16年4月22日(木)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分 1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分 2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分 3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
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その他 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
1 |
1号機 |
所内用空気圧縮機(B)の潤滑油圧力スイッチにおいて、ユニオン部に微量の油にじみが確認されたため、ユニオン部を修理 |
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2 |
2号機 |
ドライウェル高電導度廃液サンプから原子炉建屋廃液サンプへの移送配管の隔離弁(G11-F102)について、漏えい確認を実施したところ、少量の漏れ(シーパス)が確認されたため、当該弁を点検 |
4月14日No.2の続報 |
3 |
2号機 |
ドライウェル高電導度廃液サンプから原子炉建屋廃液サンプへの移送配管の隔離弁(G11-F103)について、漏えい確認を実施したところ、少量の漏れ(シーパス)が確認されたため、当該弁を点検 |
4月14日No.2の続報 |
4 |
2号機 |
ドライウェル低電導度廃液サンプから原子炉建屋廃液サンプへの移送配管の隔離弁(G11-F002,F003)及びオイルドレンサンプから原子炉建屋オイルドレンサンプへの移送配管の隔離弁(G11-F402,F403)について、漏えい確認を実施したところ、少量の漏れ(シーパス)が確認されたため、当該弁を点検 |
4月17日No.1の続報 |
5 |
3号機 |
発電機固定子巻線の温度記録計を点検したところ、チャンネル22の警報出力信号がNo.21のリレーにつながっていたため、当該箇所を修正 |
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6 |
3号機 |
発電機固定子鉄心端部の温度記録計を点検したところ、チャンネル5の警報出力信号がNo.1のリレーにつながっていたため、当該箇所を修正 |
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7 |
3号機 |
エリア放射線モニタ系の打点式記録計の点検において、ギヤ及び軸にゆるみが確認されたため、当該部を交換 |
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8 |
4号機 |
タービン駆動原子炉給水ポンプ(A)の軸受給油圧力計において、指示値が中操と現場で相違があるため、圧力計を点検 |
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9 |
4号機 |
計装用空気圧縮機(B)のシリンダーにおいて、第三気筒冷却水バイパス弁の開閉操作ができないため、バイパス弁を点検 |
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10 |
4号機 |
循環水ポンプ(A)の吐出管ドレン弁において、弁銘板が取り付けられていないため、弁銘板を取付 |
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11 |
4号機 |
制御棒の引抜き・挿入動作確認において、1回で引き抜けない制御棒が4本あったため、当該制御棒の駆動系を調査 |
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12 |
4号機 |
原子炉圧力容器リークテスト後において、ドライウエル内サンプへのドレン流入ラインのドレン弁(上流側)シートパス確認を実施すべきところ確認しなかった。ただし、ドライウエル内ファンネルへのシートパスによるドレンの流入がないことを確認した。 |
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13 |
4号機 |
ほう酸水注入ポンプ室の空調温度調節弁において、計装用空気の減圧弁ねじ込みの継手部に微量の漏えいが確認されたため、継手部を修理 |
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14 |
3.4廃棄物処理設備 |
低電導度廃液系のろ過装置濁度計ラックにおいて、純水補給水配管のフレキシブルホースに、損傷が確認されたため、フレキシブルホースを修理 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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