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福島第二原子力発電所4号機における運転上の制限の逸脱に伴う
原子炉手動停止について |
平成16年10月22日
東京電力株式会社
福島第二原子力発電所
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当所4号機(沸騰水型、定格出力110万キロワット)は、原子炉起動中のところ、本日、主タービンの電気油圧式制御装置*1の確認試験を実施中に、主蒸気流量の信号が正常に検出されていない可能性があることを確認したため、午後4時55分、保安規定第27条に定める「運転上の制限*2」を満足していないと判断いたしました。
今後、当該検出装置等について点検を行うため、原子炉を停止することといたしましたので、お知らせいたします。
なお、本事象による外部への放射能の影響はありません。
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以 上
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*1:電気油圧式制御装置
原子炉で発生した蒸気(主蒸気)圧力とタービン回転数を一定に保つため、電気信号により高圧の
油を使って主タービンに送る蒸気などを制御する装置。
*2:運転上の制限
保安規定では原子炉の運転に関し、「運転上の制限」や「運転上の制限を満足しない場合に要求
される措置」等が定められており、運転上の制限を満足しない場合には、要求される措置に基づき
対応することになる。
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