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福島第二原子力発電所4号機における原子炉再循環系配管の
点検終了および補修について |
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平成15年4月25日
東京電力株式会社
福島第二原子力発電所 |
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当社は「原子力発電所における点検・補修作業に係る不適切な取り扱い」に関し、過去に自主的に行った超音波探傷検査において、一部のプラントの原子炉再循環系配管の継手にひびを確認しておりました。(9月20日お知らせ済み)
これを受けて、過去にひびを確認していたプラント及びその他のプラントについて、原子炉再循環系配管の超音波探傷検査を実施してまいりましたが、本日までに、当所4号機の点検が終了しました。
その結果、すでにお知らせしているものを含めて、点検を実施した73個の継手のうち、10個の継手にひびを確認いたしました。
また、原子炉圧力容器と原子炉再循環系配管の接続部について、近年(約5年間)点検を行っていない9個の継手の超音波探傷検査を実施してまいりましたが、異常は認められませんでした。
今後、継手にひびが確認された配管につきましては、国の「原子力発電設備の健全性評価等に関する小委員会」における「中間とりまとめ」の結論を踏まえ(注)、配管の取り替えを実施することとし、原子炉圧力容器および原子炉再循環系配管の水抜き後、配管の切断作業を実施してまいります。
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(注)当社は、「中間とりまとめ」の結論を踏まえ、原子炉再循環系配管で確認された「ひび」については、改善された超音波探傷検査方法によりデータの信頼性を確認した上で健全性評価を行うまでの間、一定の期間が必要となることから、配管を取り替えるか、あるいは「ひび」を除去することとしています。(3月11日お知らせ済み)。
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