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福島第二原子力発電所4号機使用済燃料プール内における
剥離片のようなものの調査結果について

        平成16年3月19日
東京電力株式会社
                       福島第二原子力発電所
  当所4号機(沸騰水型、定格出力110万キロワット)につきましては、平成15年2月1日より第12回定期検査を実施しておりますが、平成16年3月10日より燃料装荷作業を実施していたところ、使用済燃料プール内の燃料集合体上部に、薄い剥離片のようなもの※11個、糸状のもの1個を発見いたしました。
 糸状のものにつきましては、同日回収し、糸くずであることを確認いたしましたが、剥離片のようなものにつきましては、回収作業の過程において、燃料集合体内部に入り込んだため、継続して調査・回収作業を進めることといたしました。(3月10日お知らせ済み)

 その後、3月15日午前9時24分頃より当該燃料集合体を燃料チャンネル着脱機に移動させ、チャンネルボックス
※2を取り外した後、水中テレビカメラにより当該燃料集合体内部の調査を実施いたしましたが、剥離片のようなものは見つかりませんでした。
 なお、当該燃料集合体につきましては、上記のとおりチャンネルボックス内部に剥離片のようなものが入り込んだため調査を実施いたしましたが、混入物がなく異常が認められないことから、予定通り使用することといたします。
 
 今後も使用済燃料プール内を注意深く確認しながら、燃料装荷作業を進めてまいります。
                                             以 上

※1 剥離片のようなもの
     チャンネルボックス表面から剥がれたもの等が考えられますが、原子炉内や使用
    済燃料プール内に通常あり得るもので、燃料集合体や原子炉設備に影響を与えるも
    のではありません。


※2 
チャンネルボックス
     燃料集合体を覆っている四角い筒状のもの。原子炉冷却材流路の確保、制御棒の
    ガイドの機能を持っている。材質はジルコニウム合金。



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