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福島第二原子力発電所４号機原子炉圧力容器内おける
浮遊物の発見および回収について
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平成16年３月13日
東京電力株式会社
福島第二原子力発電所
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当所４号機（沸騰水型、定格出力110万キロワット）につきましては、平成15年２月１日より第12回定期検査を実施しておりますが、平成16年３月10日より燃料装荷作業を実施していたところ、本日午前０時23分頃、作業員が原子炉圧力容器内に銀白色っぽく光るもの１個が浮遊落下するのを発見いたしました。
その後、原子炉圧力容器内を水中カメラで調査した結果、同日午前７時40分頃、炉心支持板※１上でケーブルホルダー※２１個（回収の際、16mmと12mmに割れた）を回収いたしました。これが、上記のように水中で光って見えたものと推定されます。
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以 上
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※１：炉心支持板
シュラウドの下部にあり、燃料・制御棒案内管などの横方向の支持をする
ために、梁で補強したステンレス鋼の円板
※２：ケーブルホルダー
ケーブル等を束ねるナイロン製のひも
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