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定期検査中の福島第二原子力発電所3号機の
制御棒駆動機構ハウジングにおけるひびらしきものの確認について
平成17年2月23日
東京電力株式会社
福島第二原子力発電所
 当所3号機(沸騰水型、定格出力110万キロワット)につきましては、平成16年12月2日より第13回定期検査中ですが、平成17年2月16日から実施している制御棒駆動機構ハウジング*1スタブチューブ*2溶接部の応力改善作業*3において、水中カメラによる目視点検を実施していたところ、本日午前10時15分頃、当該溶接部近傍の制御棒駆動機構ハウジングの表面にひびらしきものを確認いたしました。
  今後、詳細に調査いたします。
  本事象による外部への放射能の影響はありません。
以 上
*1:制御棒駆動機構ハウジング
    制御棒駆動機構が納められている筒
*2:スタブチューブ
    ハウジングを原子炉圧力容器に固定するための継手
*3:応力改善作業
    制御棒駆動機構ハウジングスタブチューブ溶接部の応力腐食割れ予防保全の観点から、溶接部
    近傍に残っている応力(引張る力)を改善するための作業
制御棒駆動機構ハウジング概略図(64.0KB)
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