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平成16年11月5日
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協力企業作業員の負傷について |
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当所3号機原子炉建屋付属棟*1屋上(非管理区域*2)において、平成16年11月4日午後1時50分頃、屋根防水修理のため、防水層保護用として敷設してあるコンクリート板の解体作業中、作業員2名でコンクリート板をバールで浮かせていたところ、コンクリート板がバールから外れ、ジャッキとして使用する枕木を挿入しようとしていた別の作業員の手に落下し、手がはさまれ負傷したため、病院に搬送されました。
診察の結果、両手打撲および左手甲の皮膚剥離と診断されました。
原因は、作業工程上の手のはさまれ防止策を怠ったためと分かりました。
今後、作業手順を遵守することを再徹底し、安全確保に努めてまいります。
なお、放射性物質による汚染はありません。
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以 上
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*1 原子炉建屋付属棟
原子炉建屋の周囲にあり、液体廃棄物処理系の廃液受けタンク、非常用ディーゼル
発電機などを収納している建屋です。
*2 非管理区域
管理区域は放射線による無用な被ばくを防止するため、また、放射性物質による放射
能汚染の拡大防止をはかるため管理を必要とする区域で、非管理区域は管理区域外
の区域です。
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これは、「当社原子力発電所における不適合事象の公表方法の見直しについて」(平成15年11月10日お知らせ済み)における、区分3に該当するものとしてホームページに掲載したものです。 |
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