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平成16年10月4日
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定期検査中の1号機タービン建屋内の油漏れについて |
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定期検査中の1号機タービン建屋において、平成16年10月3日午後5時36分頃、定例パトロールをしていた当社社員が、1階の主油タンク*1室内および同階の原子炉給水ポンプ駆動用タービン油タンク*2(A)・(B)室内の床面に油溜まりがあることを発見いたしました。漏れた油の総量は約0.6リットルです。
その後の調査で、当日定期点検のためタービン潤滑油系装置*3の停止操作を実施しており、油が漏えいした箇所は、各油タンクオーバーフローサイトボックス*4からであることが分かりました。
漏えいした原因については、調査中です。
なお、本事象による外部への放射能の影響はありません。
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以 上
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*1:主油タンク
主タービン軸受等の潤滑のための油を供給するタンク
*2:原子炉給水ポンプ駆動用タービン油タンク
原子炉給水ポンプ駆動用タービン軸受等の潤滑のための油を供給するタンク
*3:タービン潤滑油系装置
主タービン関係装置および原子炉給水ポンプ駆動用タービン装置に油を供給する装置
*4:オーバーフローサイトボックス
各油タンクから油清浄機への油移送状況を確認するための窓
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これは、「当社原子力発電所における不適合事象の公表方法の見直しについて」(平成15年11月10日お知らせ済み)における、区分3に該当するものとしてホームページに掲載したものです。 |
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