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平成16年9月6日

2号機原子炉冷却材浄化系保持ポンプ(A)出入口差圧計につながる
配管継ぎ手部からの漏えいについて


 当所2号機は調整運転中ですが、平成16年9月4日午前11時56分頃、運転員がパトロール中、原子炉建屋5階原子炉冷却材浄化系保持ポンプ室*1(A)通路において水溜まりを発見いたしました。
  調査の結果、漏えいは同ポンプ出入口差圧計につながる配管の継ぎ手部からであることがわかり、同差圧計を収納している計器ラックの入口弁を閉じることにより漏えいは止まりました。
  その後、当該継ぎ手部の増し締めを行い漏えいがないことを確認いたしました。
  また、当該部を分解した結果、異常は認められなかったことから、今回の漏えいの原因は、継ぎ手部の締付け不足によるものと推定しております。当該継ぎ手部については、9月5日、パッキンを新品に交換し、復旧いたしました。
  今後は、締付け確認を十分行うよう、関係者に徹底いたします。
  なお、漏えいした水は、約2.6リットルで、放射能量は約7×102ベクレル(ラジウム温泉の約7ミリリットルに相当する量)でした。
  これによる外部への放射能の影響はありません。

以 上


*1原子炉冷却材浄化系保持ポンプ室
    原子炉水中の不純物を除去し水質を維持するためフィルタに付着している樹脂を保持するための
    ポンプが設置されている部屋


図面

  これは、「当社原子力発電所における不適合事象の公表方法の見直しについて」(平成15年11月10日お知らせ済み)における、区分3に該当するものとしてホームページに掲載したものです。



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