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定期検査中の4号機原子炉格納容器隔離弁機能検査の
準備作業時における隔離弁動作不良について


  当所4号機(沸騰水型、定格出力110万キロワット)は、平成15年2月1日から第12回定期検査を実施しておりますが、昨日、原子炉格納容器隔離弁機能検査※1にあたり、事前準備として隔離弁を開ける操作を実施中のところ、午前10時20分頃、計装用空気配管隔離弁※2(電磁弁※3)の開操作を行った際、開表示の赤ランプ点灯後、すぐに閉表示の緑ランプが点灯しました。なお、当該電磁弁は、その後の調査過程において正常に開閉するようになりました。
  しかしながら、調査の結果、一時的に電磁弁が動作不良になった原因が電磁弁内の電気回路部の動作不良と推定されたため、当該電気回路部を交換し、正常に開閉することを確認いたしました。交換した電気回路部については今後調査を行います。
  なお、これによる外部への放射能の影響はありません。

以  上
※1:原子炉格納容器隔離弁機能検査
   原子炉水位低などの事故時に放射性物質が外部に放出されないように設置されている
   隔離弁の機能を確認する検査。具体的には原子炉水位低の模擬信号を発生させ、検査
   対象となる隔離弁が全閉となることを確認する。

※2
:計装用空気配管隔離弁
   サプレッションチェンバ内に設置されている弁(空気作動)を駆動させるための空気配管
   の電磁弁。

※3
:電磁弁
   磁力により弁を開閉駆動させる弁のことで、電磁石の働きを利用して、電磁コイルへの電
   気を「入」「切」することにより弁を開閉する。


  「当社原子力発電所における不適合事象の公表方法の見直しについて」(平成15年11月
10日お知らせ済み)における、区分3に該当するものとしてホームページに掲載したものです。



図




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