福島第二原子力発電所トップ
平成17年2月21日
|
協力企業作業員の2ミリシーベルト/日を超える計画外被ばくについて |
|
当所1号機は、平成16年9月29日より定期検査中ですが、平成17年2月18日原子炉格納容器内(管理区域*1)において、協力企業作業員1名が配管肉厚測定の準備作業を実施中、警報付個人線量計が発報したため管理区域より退域し、被ばく線量測定を行ったところ、計画線量*2である2ミリシーベルト/日を超える計画外の被ばく(2.02ミリシーベルト/日)をしていることが午後3時20分頃確認されました。
原因は、当該作業員は警報が発報した後作業を中断しましたが、その後、工具の後片付けなどを行ったことにより退域に時間を要したためと推定しております。今後、詳細について調査いたします。
なお、計画線量を超える被ばくをしましたが、法令で定める線量限度を超えるものではなく、身体に影響を与えるものではありません。
|
以 上
|
*1:管理区域
放射線による無用な被ばくを防止するため、また、放射性物質による放射能汚染の拡大防止を
はかるため管理を必要とする区域です。
*2:計画線量
法令では放射線業務従事者の線量限度(50ミリシーベルト/年、100ミリシーベルト/5年)
が定められているが、きめ細かい放射線管理を行うため、1日の放射線管理目安値として定
めたものです。 |
「当社原子力発電所における不適合事象の公表方法の見直しについて」(平成15年11月10日お知らせ済み)における、区分3に該当するものとしてホームページに掲載したものです。 |
|
|