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3号機高圧炉心スプレイ系注入ライン配管フランジ部からの
水の滴下について
  

 当所3号機は定期検査中のところ、平成16年2月7日(土)午前11時45分頃、原子炉建屋内において高圧炉心スプレイ系の注入ライン配管フランジ部より水が滴下しているのを当社社員が確認いたしました。
 滴下した水は、1滴/2分程度(総量は約10cc)であり、調査したところ放射能による汚染は検出されませんでした。
 現在、高圧炉心スプレイ系の圧力を下げたため滴下は止まっていますが、今後、点検・補修を実施し、終了後に復旧いたします。
 なお、原子炉は停止中であり、他の系統で原子炉への注水機能は十分確保されるので安全上問題はなく、外部への放射能の影響もありません。

以 上



高圧炉心スプレイ系
   非常用炉心冷却系の一つで、原子炉の運転中に原子炉水の配管に破断等があった場合に、高圧
  ポンプにより水を原子炉内にスプレーし炉心の冷却を行う装置。

  これは、「当社原子力発電所における不適合事象の公表方法の見直しについて」(平成15年11月
10日お知らせ済み)における、区分3の「関係行政機関に連絡した事象」としてホームページに掲載し
たものです。




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