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平成17年2月８日
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| 定期検査中の３号機主変圧器からの油漏れについて |
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定期検査中の３号機において、平成17年２月７日、発電所の屋外（非管理区域＊1）に設置してある主変圧器＊２の点検において、絶縁油の抜き取り作業を実施中、協力企業作業員が午後４時20分頃変圧器基礎部上へ油が漏れていることを発見し、午後４時45分頃当社社員がこれを確認しました。その後、当社より午後４時50分頃に消防本部へ連絡いたしました。漏えいは、主変圧器油抜きの元弁を閉めたことにより停止しました。
現場を調査したところ、防油堤内の床に残留した油の量は約２．５リットルで、防油堤内の側溝より回収した油の量は約５６リットルでした。
なお、漏えいした油については清掃を実施しております。
原因は、絶縁油の抜き取り作業前に当該油分析のために配管を取外し、採油を行っていましたが、当該配管を取付ける前に、現場状況の十分な確認をしないまま絶縁油の抜き取り作業を開始したため、外れていた配管部分より漏えいしたものと判断いたしました。
今後は、最終判断者の確実な確認を得ることおよびチェックリストを用いることにより確実な確認を行ってまいります。
なお、当該油は、放射性物質による汚染はなく、これによる外部への放射能の影響はありません。
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| 以 上 |
＊１：非管理区域
管理区域は放射線による無用な被ばくを防止するため、また、放射性物質による放射能汚染の拡大
防止をはかるため管理を必要とする区域で、非管理区域は管理区域外の区域です。
＊２：主変圧器
発電機で発生した電圧を送電電圧に昇圧する変圧器。
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| 「当社原子力発電所における不適合事象の公表方法の見直しについて」（平成15年11月10日お知らせ済み）における、区分３に該当するものとしてホームページに掲載したものです。 |
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