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            | 平成17年1月26日 
 
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            | 3号機主排気筒における微量な放射性物質の検出について |  
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            | 当所3号機は定期検査中ですが、平成17年1月25日、3号機主排気筒における放射性物質の定例分析で、粒子状の放射性物質(クロム51およびマンガン54)を測定した結果、検出限界値※1をわずかに超える濃度※2を午後4時40分頃、確認しました。 主排気筒での測定データをもとに周辺監視区域外における濃度を評価したところ、クロム51が2.9×10-13ベクレル/cm3、マンガン54が3.4×10-14ベクレル/cm3であり、この値は告示濃度※3に比べいずれも十分低い値です。
 原因については、現在調査中です。
 
 なお、3号機主排気筒放射線モニタ※4およびモニタリングポストに有意な変化はありません。
 
 
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            | 以 上 |  
            | ※1:検出限界値 一般的な試料の測定において、放射能が原理的に測定できる下限値のことです。
 ※2:検出限界値をわずかに超える濃度
 クロム51は2.5×10-8ベクレル/cm3(検出限界値:1.4×10-8ベクレル/cm3)、 マンガン54は
 2.9×10-9ベクレル/cm3(検出限界値:1.8×10-9ベクレル/cm3)です。
 ※3:告示濃度
 「実用発電用原子炉の設置、運転等に関する規則の規定に基づく線量当量限度等を定める告示」の
 周辺監視区域外の空気中の濃度限度(3ヶ月についての平均)です。
 ※4:3号機主排気筒放射線モニタ
 3号機の建屋内の空気や復水器を真空にしておくための排ガスが、環境へ放出される排気中の放射
 線を測定する装置です。
 
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            | 「当社原子力発電所における不適合事象の公表方法の見直しについて」(平成15年11月10日お知らせ済み)における、区分3に該当するものとしてホームページに掲載したものです。 |  
 
 
 
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