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3号機残留熱除去機器冷却系冷却水ポンプ(B)吸込側の
配管フランジ部からの水の滴下について |
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1.発生日時 平成16年1月19日 午前10時45分頃(当社確認)
2.発生場所 3号機海水熱交換器※1建屋内
3.状 況 当所3号機は定期検査中のところ、当社社員がパトロールにて残留 熱除去機器冷却系※2冷却水ポンプ(B)吸込部から純水が滴下してい るのを確認しました。
このため、保温材を外し確認したところ、当該ポンプ吸込側の配管フ ランジ部から純水のにじみ(約1.2リットル)が確認されました。今後、点 検を実施いたします。
なお、当該系統は「残留熱除去機器冷却系(B)補給水量の増加に伴 う調査」(1月16日お知らせ済)のため停止しており、原子炉の安全に影 響はありません。
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以 上 |
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※1 海水熱交換器
タービン建屋等の補機(軸受やモーター等)で使用している冷却水(純水)を海水によって冷却す
るための装置。
※2 残留熱除去機器冷却系
残留熱除去系※3の熱を冷却する系統。「残留熱除去系の熱を直接冷却する純水側」と「残留熱
除去機器冷却系の純水側の熱を冷却する海水側」から構成されている。
※3 残留熱除去系
原子炉を停止した後の燃料の崩壊熱除去や非常時に原子炉の水位を維持するための系統。 |
これは、「当社原子力発電所における不適合事象の公表方法の見直しについて」(平成15年11月10日
お知らせ済み)における、区分3に該当するものとしてホームページに掲載したものです。 |
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