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平成17年1月19日

1号機原子炉冷却材浄化系水張り作業時における水漏れについて


  当所1号機は定期検査中ですが、平成17年1月18日、原子炉冷却材浄化系*1の水張り作業実施中のところ、午後2時13分、原子炉建屋2階主蒸気隔離弁*2室のファンネル*3から床に水が漏れていることを現場作業員が確認しました。
  その後、当社社員が現場にて、原子炉冷却材浄化系と繋がる原子炉給水系のドレン弁
*4が開いていたためにドレン弁下流側のファンネルから溢れたのが原因であることを確認し、当該ドレン弁を閉じることにより漏えいは止まりました。
  今後、なぜ当該ドレン弁が閉状態でなかったかについて調査し、対策を講じることといたします。
  なお、漏えいした水は、約9.9リットル、放射能量は約4.3×105ベクレル(ラジウム温泉の約4.3リットルに相当する量)で、拭き取り清掃を実施いたしました。
  これによる外部への放射能の影響はありません。

以 上


*1原子炉冷却材浄化系
    原子炉水中の不純物を除去し水質を維持する系統です。
*2主蒸気隔離弁
    主蒸気配管の格納容器貫通部の内側と外側に設置している弁です。
*3ファンネル
    配管や機器のドレン水やベント水をサンプタンクに導く際に中間で水を受ける、いわゆる
    中間枡のようなものです。
*4ドレン弁
    配管内の水を排出するための弁です。




  「当社原子力発電所における不適合事象の公表方法の見直しについて」(平成15年11月10日お知らせ済み)における、区分3に該当するものとしてホームページに掲載したものです。



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