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定期検査中の福島第二原子力発電所2号機原子炉圧力容器内における
異物の回収について |
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平成15年12月25日
東京電力株式会社
福島第二原子力発電所 |
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当所2号機(沸騰水型、定格出力110万キロワット)につきましては、シュラウド※1補修工事中の平成15年12月22日および23日、原子炉圧力容器内のシュラウドサポートプレート※2上に、異物を確認いたしました。確認された異物のうち、らせん状の金属片(約2cm)およびひも1本(直径約6mm、長さ約1m)は回収いたしましたが、その他の糸状のもの等は今後回収することといたしました。(12月22日、12月23日お知らせ済み)
糸状のもの等について、昨日より水中での吸引による回収作業を実施したところ、本日、総重量約0.8グラムの糸状のもの等が回収されました。
なお、一部回収できなかったものもありますが、シュラウド補修工事終了後に炉内の清掃を実施することといたします。
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以 上 |
※1:シュラウド
原子炉圧力容器内に取り付けられている燃料集合体(炉心)を囲むように配置されている円筒状の
機器で、原子炉内の冷却水の流れを分離する仕切板の役割をもったもの。
※2:シュラウドサポートプレート
シュラウドを下部より支えるリング状のプレート |
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