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2号機定期検査中の残留熱除去系
安全弁フランジ部からの水の滴下について
        平成15年11月6日
東京電力株式会社
                       福島第二原子力発電所
 平成15年10月7日にお伝えしました残留熱除去系安全弁フランジ部からの水の滴下については、安全弁を分解点検した結果、ガスケット表面に漏れ跡が確認されました。
 漏れは、組立時にガスケットとスプリングケース側フランジ部の間に微細なゴミなどが付着し、ポンプの起動・停止の繰り返しによる圧力脈動により、経年的にガスケット内部より漏れが進行し外部への漏えいに至ったものと考えられます。
 このため、十分な清掃を実施した上で組立、復旧を行うこととします。
以 上
残留熱除去系
   残留熱除去系とは、原子炉を停止した後の冷却(燃料中の崩壊熱の除去)
  や非常時に炉水位を維持するための系統です。
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