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福島第二原子力発電所2号機の
燃料集合体からの漏えい検査の終了について
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平成14年10月10日
東京電力株式会社
福島第二原子力発電所 |
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当所2号機(沸騰水型、定格出力110万キロワット)は、9月2日排ガス放射線モニタの指示値が上昇し、また、タービン建屋内のダスト放射線モニタ及び排気筒モニタの指示値が上昇したことから、原因調査のため原子炉を手動停止しました。
(9月2日お知らせ済み)
排ガス放射線モニタの指示値の上昇の原因として燃料からの微少な漏えいの可能性が考えられることから、燃料集合体の漏えい検査(シッピング検査)を行ってまいりましたが、本日までに、燃料集合体全数のシッピング検査を終了し、漏えいのある燃料集合体1体を確認いたしました。
今後、当該燃料集合体について、水中カメラによる外観検査を実施する予定です。
なお、タービン建屋内のダスト放射線モニタ及び排気筒モニタの指示値の上昇原因については継続して調査中です。
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(注) |
シッピング検査とは、燃料集合体内部の気体に含まれる放射性物質を検出することにより、漏えい燃料を特定する検査。 |
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