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福島第二原子力発電所1号機のセーフエンドと原子炉再循環系配管の溶接部の調査結果について |
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平成15年7月4日
東京電力株式会社
福島第二原子力発電所 |
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当社は、原子炉圧力容器と原子炉再循環系配管の接続部について、近年(約5年間)点検を行っていない溶接線についても、順次点検を実施しております。
(4月1日お知らせ済み)
当所1号機は、原子炉圧力容器のノズルと原子炉再循環系配管を接続する短管(セーフエンド)の溶接部において、超音波探傷検査を実施したところ、原子炉再循環系配管側の接続部に1ヶ所の指示エコーがみられました。そのため、当該溶接線について水中カメラを使った内面目視検査を実施しましたが、指示エコーの原因が特定できなかったことから、念のため当該接続部の取り替え及び指示エコーの詳細調査を実施することといたしました。
(4月16日、5月2日お知らせ済み)
その後、切り取った当該接続部について浸透探傷検査及び金属調査による詳細調査を実施した結果、指示エコーは4ヶ所のひびによるものであり、原因は応力腐食割れと推定しております。
なお、当該部の配管取替工事は6月18日に終了しています。
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