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福島第二原子力発電所1号機の原子炉再循環系配管の点検状況について |
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平成15年4月16日
東京電力株式会社
福島第二原子力発電所 |
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当社は、原子炉圧力容器と原子炉再循環系配管の接続部について、近年(約5年間)点検を行っていない溶接線についても点検を実施することとし、準備が整ったプラントから順次点検を開始しております。
(4月1日お知らせ済み)
当所1号機については、4月1日から、当該接続部7ヶ所の溶接線を対象に超音波探傷検査を実施してまいりましたが、その結果、異常は認められませんでした。
また、当該溶接部に隣接する溶接部(セーフエンドと原子炉再循環系配管)12ヶ所については、応力腐食割れ対策が未実施であったことから、同12ヶ所についても超音波探傷検査を実施しました。
その結果、11ヶ所については、異常は認められませんでしたが、1ヶ所の溶接線(A系の原子炉再循環ポンプ入口配管との接続部)において指示エコーがみられました。指示エコーの原因については、現段階の調査結果では判断できませんが、建設時の放射線透過検査フィルム等との比較を実施した結果、建設時に何らかの原因によりついた加工痕の可能性も考えられることから、今後、さらに詳細調査を実施することといたしました。
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