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プレスリリース

2号機発電機出力の一時的な低下について

平成16年11月14日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所
 平成16年11月13日午後10時頃、運転中の当所2号機(沸騰水型、定格出力78万4千キロワット)において、取水口のスクリーン装置*1に大量の貝類が流れ込んだことにより当該装置が過負荷となり全台停止いたしました。その結果、スクリーン装置前後に水位差*2が発生したことで冷却水の取水量が低下し、これにより、同日午後10時10分頃より主復水器*3の真空度が低下したことから、発電機出力を定格出力78万4千キロワットから54万5千キロワットに手動にて低下させました。
 その後、スクリーン装置を復旧した後、再起動させ貝類を回収し、主復水器の真空度も回復したことから、発電機出力を本日12時頃より上昇し、定格出力に復帰させる予定です。

 なお、当該事象による外部への放射能の影響はありません。

 
以 上

*1 スクリーン装置
取水口内に設置されたポンプに貝類等が流れ込まないよう除去する装置。
*2 水位差
スクリーン装置前後(バースクリーンの上流側とトラベリングスクリーンの下流側)の海水面の差。
*3 主復水器
タービンを回した蒸気を海水により冷却し水に戻す機器。


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