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プレスリリース

定期検査中の福島第一原子力発電所3号機における
警報の発生について

平成16年11月2日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所
 
 当所3号機(沸騰水型、定格出力78万4千キロワット)は、平成16年8月9日より第20回定期検査を実施しておりますが、本日、送電線保護盤*1の取替工事にともない発電機しゃ断器が正常に動作することの確認試験を実施していたところ、午前11時15分頃、「発電機ロックアウトリレー86G1*2動作」の警報が発生いたしました。
 その後の調査において、試験実施にあたり当該警報発生防止の処置をあらかじめ実施すべきところ、試験手順書に不備があったため、処置が行われなかったことが確認されました。
 また、警報発生時に発電機しゃ断器投入回路用補助リレー*3の損傷が確認されました。
 今後、引き続き原因調査を行います。
 なお、これによる外部への放射能の影響はありません。
 
以 上

*1 送電線保護盤
送電線の電気的事故時に事故の波及防止のため、発電機しゃ断器を自動的に「切」「入」し送電線を保護するための制御装置を収めた盤。
*2 発電機ロックアウトリレー86G1
発電機、主要変圧器、所内変圧器または系統に電気的事故が発生した場合に発電機を系統から切り離し、発電機自体の故障拡大の防止あるいは系統の電気的事故箇所への電力供給を阻止することを目的とした保護リレー。
*3 発電機しゃ断器投入回路用補助リレー
発電機しゃ断器の投入信号を検出して、送電線保護盤の監視回路等に信号を送るためのリレー。

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