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プレスリリース

定期検査中の福島第一原子力発電所6号機原子炉ウェル内等での
ビニール片等の発見・回収について
平成16年5月29日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所
 
 当所6号機(沸騰水型、定格出力110万キロワット)につきましては、平成15年9月30日より第18回定期検査を実施しておりますが、平成16年5月28日、燃料交換機点検作業を実施していた協力企業社員が、同日午後6時30分頃、原子炉ウェル内においてビニール片3個(最大約5cm×約1cm)、紙状のもの2枚(最大約1cm×約1cm)、ゴム手袋の切れ端3個(最大約1cm×約1cm)、繊維状のもの1個(約3cm×約3cm)が浮いているのを発見し、午後7時頃回収いたしました。また、午後10時54分、使用済燃料貯蔵プールにひも1本(約6.5cm)、綿状のもの1個が浮いているのを発見いたしました。なお、綿状のものは、回収時に細かく分散したため、午後11時54分にひも1本のみ回収いたしました。
 今後も、整理・整頓・清掃を着実に実施することとします。
 
以 上

原子炉ウェル
原子炉圧力容器および原子炉格納容器の蓋を収納している空間。定期検査中はこの空間を満水状態にし、燃料交換などを行う。

<添付図> 6号機 原子炉ウェル、使用済燃料貯蔵プール概略図 (8kB)

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