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定期検査中の福島第一原子力発電所6号機プールゲート連絡通路での
アルミテープ片の発見・回収について |
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平成16年4月16日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所 |
当所6号機(沸騰水型、定格出力110万キロワット)につきましては、平成15年9月30日より第18回定期検査を実施しておりますが、制御棒駆動機構ハウジングスタブチューブ*1応力改善作業終了に伴い、平成16年4月15日から使用済燃料プールに仮保管していた制御棒の復旧作業を開始いたしました。
同日午後5時30分頃、復旧作業を実施していた協力企業社員が、プールゲート連絡通路*2上に設置されている遮へい体にアルミテープ片(約5cm×約24cm)が付着しているのを発見し、午後7時16分回収いたしました。
遮へい体は、使用時以外はプールゲート連絡通路から取り外し、ビニールシートおよびアルミテープにて養生しており、その際使用したアルミテープ片が残存したものと考えられます。
今後、炉内等で仮設備を使用する場合、取り外し確認作業を複数人で行うなど、異物混入防止対策を着実に実施してまいります。
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以 上 |
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*1 制御棒駆動機構ハウジングスタブチューブ 制御棒駆動機構が納められている筒(ハウジング)を原子炉圧力容器に固定するための継手 |
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*2 プールゲート連絡通路
燃料移動時に使用済燃料プールと原子炉圧力容器をつなぐ通路であり、燃料移動中に原子炉格納容器内の線量が上昇することを防止するために遮へい体を設置している。 |
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