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プレスリリース

定期検査中の福島第一原子力発電所6号機における
原子炉圧力容器内への応力改善装置部品の脱落について
平成15年12月22日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所
 
 当所6号機(沸騰水型、定格出力110万キロワット)につきましては、平成15年9月30日より第18回定期検査を実施しておりますが、制御棒駆動機構ハウジングスタブチューブ*1の応力改善作業を実施中、12月20日応力改善装置が停止いたしました。このため、昨日分解点検を実施し、午後9時30分頃当社が装置先端駆動部のボールベアリング鋼球(直径0.7mm)20個が脱落していることを確認いたしました。
 今後、部品が脱落した原因の調査を行うとともに、炉底部の吸引清掃等回収方法の検討を行います。
 
 
以 上
*1:制御棒駆動機構ハウジングスタブチューブ
 制御棒駆動機構が納められている筒(ハウジング)を原子炉圧力容器に固定するための継手。

参考図:制御棒駆動機構ハウジングスタブチューブ応力改善作業の概要図1


参考図:制御棒駆動機構ハウジングスタブチューブ応力改善作業の概要図2

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