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プレスリリース

福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器漏えい率検査の結果について
平成15年12月17日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所
 
 当所2号機(沸騰水型、定格出力78万4千キロワット)は、平成15年3月31日から第20回定期検査を行ってまいりましたが、本日、原子炉格納容器漏えい率検査を受検いたしましたのでお知らせいたします。
 
 平成15年12月14日に原子炉格納容器漏えい率検査のために昇圧を開始し、本日午前10時よりデータ測定を開始いたしました。データ測定は午後4時に終了し、検査データについて原子力安全・保安院から原子炉格納容器の気密性を判断するための漏えい率が判定基準を満たしていることをご確認いただきました。
 
 検査結果は以下の通りです。
 
定期検査データ記録
検査日 データ測定時間 漏えい率測定値
(判定基準:0.45%/日以下)
12/17(水) 10:00~16:00 0.047%/日
 
(参考)
社内検査データ記録
検査日 データ測定時間 漏えい率測定値
(判定基準:0.45%/日以下)
12/16(火) 10:30~16:30 0.032%/日
 
 今回の検査においては、厳正に実施されていることを確認するために、当該検査の対象となる弁のうち、特に厳重な管理を要する弁に対して封印作業を実施しておりますが、引き続き封印解除作業を実施し、検査が厳正に行われていたことを確認してまいります。
 
 なお、当所においては、昨年の1号機の原子炉格納容器漏えい率検査から国の厳格な検査として全6プラントについて受検してまいりました。今後の原子炉格納容器漏えい率検査においては、これまでの厳格な検査の経験を適切に反映し対応してまいりたいと考えております。
 
以 上

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