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プレスリリース

定期検査中の福島第一原子力発電所4号機圧力抑制室内での
ビニール片等の調査結果について
平成15年12月 1日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所
 
 当所4号機(沸騰水型、定格出力78万4千キロワット)につきましては、平成14年12月2日より第19回定期検査を実施しておりますが、平成15年11月27日、当社社員が原子炉格納容器漏えい率検査の準備作業を実施していたところ、圧力抑制室内にひも、テープ片、シートの切れ端など4個を発見し、午後4時頃回収いたしました。(11月27日お知らせ済み)
 その後、圧力抑制室内に他の類似物の有無について調査した結果、11月28日、ビニール片、ゴム片など4個を発見・回収し、11月30日に調査を終了いたしました。
 調査の結果、これらのビニール片等は、前回の点検・回収以降実施した炉心スプレイポンプ起動前試運転や水張り作業によって圧力抑制室の水位が変動したことにより、点検時確認しづらい部位および壁面等の水面近傍に付着していた未回収のビニール片等が移動してきたものと推定しております。
 今後、他号機においても水位変動を経験した後に圧力抑制室内の点検を行うとともに、作業にあたっては、整理、整頓、清掃、清潔に努めてまいります。
 
以 上
 
<参考図>
 4号機圧力抑制室ビニール片等発見場所(23kB)

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