福島第一原子力発電所トップ
平成15年7月22日
東京電力株式会社
社長 勝俣 恒久 |
本日、平山新潟県知事より当社・柏崎刈羽原子力発電所4号機の再起動を認める旨のご連絡をいただきました。
平山新潟県知事、西川柏崎市長、品田刈羽村長をはじめ、議員の皆さま、ご支援を賜りました地域の皆さまに厚く御礼申し上げます。
当社といたしましては、これを受け、本日午後4時を目途に当4号機の制御棒を引き抜き、原子炉を起動する予定です。
当4号機につきましては、本年1月7日に定期検査入りして以降、入念な点検・補修を実施し、地元の皆さまへも安全性などについてご説明をさせていただきましたが、運転にあたっては、慎重の上にも慎重を期して安全を最優先に取り組んでまいります。また、今後とも各号機の点検・補修を着実に実施するとともに、再発防止対策を徹底し、立地地域の皆さまをはじめ、社会の皆さまからの信頼回復に全力で取り組んでまいります。
なお、梅雨明け後に猛暑となった場合の最大電力は、6,450万kWを想定しておりますが、当4号機の運転再開によって、供給力は7月最終週から8月にかけて6,160万kWとなり、追加供給力対策(7月最終週:320万kW,8月:260万kW)、さらには需給調整契約まで加えますと、需給は何とかバランスする見込みとなります。
しかしながら、予想を超える高気温の発生や不測の設備トラブルに対する予備的な供給力の確保が必要なため、当社といたしましては、地元の皆さまのご理解を得て夏季期間中にさらに3~4基程度の運転再開を目指してまいります。
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以 上 |
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